悪魔な天使
「翔の事好きなんだー?」

ちょっとからかってみる。
「なっ違うっ違う!」

顔真っ赤にして否定されても…


「ふーんそうだっ翔彼女出来たんだって〜」

まっ嘘だけどー
ガタンッ
うおっびっくりしたーっ

原因は直が机を叩いたから
直は俯いてる。
「どーした?翔の事好きじゃないんでしょ?」

すると。
「そーだよ好きじゃないよ」
って言いながら笑ってる。
好きじゃないんなら、何でないてんだよ。


「じゃなんで泣いてんの?」
「えっ?泣いてなんか…」

直は自分の頬に触れる。

「あれっなんでっだろうっ」
何て言いながらもっと泣いてる。

俺は直を抱え自室にいく。
直は抵抗してこない。
理由は

「グズッウゥーズズッ」

号泣してるからw

直をそっとソファーに座らせる。


「翔の事好きなんだろ?」

「好きじゃない」

と、またまた否定

はぁめんどくせーな

「俺達婚約者だろ?秘密は無しだ。」

すると

「だから好きじゃないもん!」


コイツまだ否定するかっ
「翔に許婚って言ってもいいよなぁ?」

「…め。」
「えっ?聞こえない。」

「ダメ!」

直が涙を目に溜めながら立ち上がった。
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