悪魔な天使
なんか今は誰かに甘えたい気分。
だから…
−ギュッ
爽の腕にくっつく
「なにいきなり??」
「気分〜」
爽はばーかといって電車にのた
「そういえばさ」
「ん?」
「楠さんとどうなったの??」
「だから今日ケリつけに行く」
ん??
えー?まさかっ!
「楠にはあわねーよ」
「なっなんでわかったの?」
「天才だから」
あー…。
聞いた私が馬鹿だったのね
「あーはぃ。」
こいつと付き合うの、考え直そうかな??
電車に揺られ約3、40分
「ほらっつくぞ」
「あっはぃ」
…眠い。
「あーもぅ」
グイッと腕を引っ張られ
なんか連れ去られてる感じで歩いて行った
あるくこと約10分
「うん!帰ろっ」
「ここまで来て何言ってんだ」
だって。だってだってだってぇぇ
目の前にはかなりでかいお城??噴水ついててプールがあって。
それだけならまだいい。
ここ、爽の実家なんだって…。
「いーやーだー。」
私はその場にしゃがみ込んだ
「仕方ねーな。」
「ふぇ!?」
いきなり体が浮いた。
何かと思えば…お姫様抱っこ