悪魔な天使
家の前に行くと、その人が顔をあげる。
何で、いるの。
「あっ矢吹さん!」
その人は、とてもかわいい笑顔をうかべる。
「楠さ…ん?」
何でいるのってか何で家知ってるの??
「話したいことがあるの。時間あるかな?」
うん。というと近くの公園まで連れていかれた
「実は翔君の事で…。」
「あっうん。なにかな?」
翔の事?何で私?
「矢吹さんって、翔君の事好き?」
えっ!?!?いきなり何?
「何…言ってるの?」
「私翔君とよく話すんだけど、いつも矢吹さんの話ばっかりだから。」
翔が私の話??
何話してんのよあいつ!!!!
「あっ嘘だーっ」
冗談っぽく言うと
「本当だよっ!私翔君の事好きなの」
え…
楠さん、翔の事好きなの?
「あっ私は好きじゃないから安心して!」
「本当?」
「本当本当!!何で私があんなバスケ馬鹿を!」
そういうと、楠さんは、ホッとした顔をして、帰っていった。
一人で黄昏れていると。
「直??」
顔をあげると、そこには私の悩みの種の翔
「なんかあったのか?」
なんかあったのか?って、お前の事だよ!!
「別に…。」