悪魔な天使

「あっ爽見てない?」

と、翔に聞くと

「あー楠の所にいる」

何で楠さん?

「爽が俺らんとこ来て直のとこ行けよって言って、楠連れてどっか行った」


なんでだろう。
「後で聞いてみよっかな」


「部屋って変えちゃダメかな?」

と、いきなり翔がテンション低めで聞いてきた


「んーわかんない。何で?」

「爽に直触られんの嫌だから」

ボフッ///
さらーってなに言ってんのこの人


「いっいきなりなにさっ」

「いきなりじゃないし。ずーと思ってたし」


「そうなのか。」

こんな時どうしたらいいんだろ。


「直嫌じゃないの?俺が楠と一緒の部屋で。」


嫌っていうか…。
別にやましいことなんてないと思うから。

「うーん。別に」

「そっか。」

−ピンポンパンポン

「クイズクリアした方が出たので終了致します。各自部屋に御戻りください」

はやー。
「よしっかえろ」

と、翔の腕を引っ張っていく。


……………。

「直ここどこ?」

「わかんない」

私方向音痴だったー!!

「あーもうなにやってんの?」


翔が困った顔でいう
「すみません。」


この30分後無事に部屋に辿り着けました。
< 35 / 107 >

この作品をシェア

pagetop