悪魔な天使

一週間限定でっと言うことで夢兎と付き合い始めた翌日。


ドホトボ歩いていると。


「なーたんおはよーぅ」

と、当然隣に現れた

「あーおはよーさん」

「なーたん。手!」

っと言って、夢兎に手を差し出された

「嫌だ」


そういって足早に夢兎から離れる

「あっなーたん!」

と、後ろの方で夢兎が叫んでるが。無視!

すると…

−ギュー

背中に重みがのしかかった
「ちょっ」

夢兎が耳元で

「手繋がないとずーと抱き着いてるからね」

と、低く呟いた

「わかった。わかったから離れて」

というと、パッと私から離れ笑顔で手をさしだしてくる夢兎


私は仕方なくその手に自分の手を重ねた


「なーたん可愛い」

と言って、ほっぺにチューをしてきた


「ばっ馬鹿夢兎ーー!!!!」


私の叫び声が響き渡った。


その日から今度は
「直は夢兎を脅して無理矢理付き合ってる」


なんてふざけた噂が流れた。

付き合い始めて、二日目の放課後

「矢吹さんちょっといい?」
私に話しかけて来たのは
まつげバッサバサ髪の毛クルックルのギャル番長

真白 りおん
その他もろもろ

どうせ夢兎ファンよー
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