悪魔な天使
「誰もいないじゃんっ」
行けといって渡された住所の場所にやって来たのに誰もいない。
つかすっごい新築ーっ
仕方ない。待ってるか。
私は玄関の所にしゃがみ込みボケーとしてる。
「…きろっ」
んっ?なんか声聞こえる。てかねちゃった?
「起きろっ」
「はっ!」
んっ。爽?
「邪魔だよ。」
うわっ口悪。
やつは鍵で扉を開け中に入る。
って。私はーっ?
戸惑いながら突っ立っていると
「何やってんだ入れ」
と、中から扉を開け爽が言ってくる。
「あっぅん。」
私は恐る恐る家に入る。
「お前はこの部屋な。」
ある部屋の前に止まった。
「部屋って何?てか、私なんのために来たの?」
爽が、はぁ?って顔をしてる。
「何もしんねーの?」
知らないも何も、何も言われてないし。
「今日から俺と一緒に住むんだよ?」
ニヤッとしながら私に近づいてくる。
「なっ何。」
「直って俺のタイプ」
爽の手がそっと私の頬に入れる。
ビクッ
「可愛い」
段々爽の顔が近づいてくる。
「なっな…」
−チュゥ
目の前には爽の顔
唇には柔らかい感触。
これって…キスぅぅぅ!!?