悪魔な天使
「誰あの人!かっこいー」
だとか
「やばーいっ芸能人かな?」
だとか。
女の子の悲鳴のがやばーいって感じ
「ねぇ直っ誰あれ!かっこぃぃ」
と、興奮している圭ちゃんが私の肩をバシバシ叩く
「いっ痛いから圭ちゃん。」
私は誰なのか気になり女の子が見ている方を見る
そこには。
「げっ。夢兎だ…」
私は圭ちゃんの後ろに隠れた
すると奴は
「なーたーん!どっこでっすかぁ」
と、叫んでる
いゃーやめてくれーぃ!今私だってばれたら女の子全員にやられる。
「あっ桂木ー!」
と、奴は圭ちゃんを発見しこっちに向かってくる。
「ねぇなーたん見てない?って。あーなーたん!」
くそーぅ見つかった!
「ねぇ直っ誰?」
だよね。わかんないよね
「夢兎さんです。」
………。
「えぇぇぇぇ!!!」
圭ちゃん〜!うるさいよー
「桂木俺の事わかんなかったの?」
「うん全然」
はやっ超即答
「まぁいいやっなーたんかーぇろ?」
と、私の手を握り微笑む夢兎
「あぁぁ。明日から虐められるぅ」