悪魔な天使
「ラブホじゃありません!」
と、夢兎が叫ぶ。
「ラブホだよ…。」
「なーたんおいで。」
と、夢兎がソファーに座り私を呼ぶ
「あっうん。」
「なーたん。で、理由は?」
単刀直入ーー!!!!
「あっはぃ。あのですねー」
なんか恥ずかしいなぁ…
「最後に電話した日聞いちゃったんですよ。」
「なにを?」
「綺麗な女の人の声でやろうよーって。」
今思い出しても鮮明に声が聞こえる。
「あっ!」
突然夢兎が立ち上がり叫んだ
「なっなに?」
「ちょっとまってて!」
といって、部屋から走りながら出ていった。
なんなのあの人は。
「おまたせ!」
と、走りながら部屋にはいってきた。
「まず。聞いてください」
「はぃ。」
「その声は、もう一人の姉貴です。」
……ん?
「やろうっていうのは、やましい事じゃなく。これです。」
といって、目の前に差し出された綺麗なネックレス。
「これ、俺の手づくり」
うっ嘘だー
可愛いすぎるもん!!
金のハートの中にピンクのハートが入ってる
「裏、見て」
言われた通り、裏を見る
そこには。