悪魔な天使

「もー8時だね。」

と、夢兎が呟く。

「もうそろそろ帰るね」

そういって鞄を持ち立ち上がった。

−ぐいっ

「うわぁっ」

いきなり腕を引っ張られ後ろに倒れる。

夢兎が私をキャッチする。
「いっいきなり引っ張んないでよ。」

本当びっくりしたぁー。
心臓止まりかけたし!

「今日泊まっていきなよ。」
と、私の首に顔を埋め呟く。

「だめだょ。爽いるし、」

「電話すればいいじゃん。」

ぅーん。それもそうかなぁ

「でも服ないし。」

「俺の貸してあげる!!」

貸してあげるって。
「ぅーん。じゃあ…」

「本当?やったぁー」

嬉しそうな顔をしている夢兎を見てなんか笑っちゃう

「なーたん。下着どうする?」
しっしっしっしっ下着ぃぃぃ???

「どうするって。」

「そのまま付ける?それとも買いに行く?」

私2日同じ物着るのやなんだよなぁ。

「買いに行くぅ?」

「うん!いこっ」

なんで君は嬉しそうなんだよ。


「じゃあいこーう!」

といって私の手を引き歩き出す。


はぁなんか。振り回されてるなぁ。

ていうか、どこ行くんだろ?
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