悪魔な天使

「痛いってば!!離して!!」

爽はなんにも言わずただ歩いている


「ねぇ爽!!」

それでも反応無し


あーもういいですよ!


いつの間にか家に着いて止まる間もなく爽の部屋に入って、ベッドに投げられた

「いったぁ何すんのよ!!」

「お前翔好きだったんじゃねーの?」

…。
そうだったねー。

「好きだけど。夢兎の方が好きだったの!」

「面食い。」

「はぁ?意味分かんない!中学の頃から好きだったんですー」

「よく言うよ。あーんなすぐ乗り換えやがって」


ていうかなんなわけ??
さっきっからすっごい腹立つんですけど


「爽は私の彼氏じゃないでしょ!!」


「そうだけど?」

普通に言っている奴を見て本当に苛々MAX!!!!

「だったら関わんないでよ何??私の事好きなわけ?」

わっ!何言ってんだ私。


「調子のんなよ??お前が俺の事好きなの。」

「はぁぁぁ?私があんたの事好きな訳無いじゃん!!」


「自覚してないだけ。そのうちわかるよ」

といって部屋からでていった


「わけわかんなぃ。」
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