悪魔な天使
爽SIDE

繭の握手会…。

やばい…。
逢いたくない。


でも明日は直いなきゃいけないし…。

〜♪♪♪

「はぃ。」


「繭だけどー」

「あーうんなに?」

「特にはないけど…明日の握手会直来たりする??」


「みたいだけど」

「そうか…爽も来る??」

「一応。」

「分かった!!じゃあ明日ね」

明日なんかあんのか?
まぁ関係ないけど。




−次の日

「爽!!起きて〜」

耳元で直が叫んでるっぽい

「煩い」

と、布団の中に潜る

「もーいいよっ私一人で行くからね」

と、直が俺から離れようとしたとき


ードテッ

鈍い音がした

急いで起きると
「直??」


「痛い(ノ_・。)」

床にへばり付いたまま起きない

「大丈夫??じゃないか」

俺はベットから下りて直を起こす。

若干涙目。

「痛い(ノ_・。)」

と、泣きそうな声で呟く

「ほらっMAYUの握手会行くんでしょ?」

「あっうん!爽!早く用意して」

立ち直んのはや。
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