イチゴ味
「・・・え?」







この時、ちゃんと好きだっていえばよかったのかな。









「・・・・・はぁ?何で?ありえないでしょ」









胸がズキンって痛くなった。









涙が出そうになった。









「だよなー!冗談だから気にすんな!」







俺はそういって笑顔でルリの頭をなでた。








たった1度の賭けだった。










でも、無理だって・・・・。分かったんだ。











俺たちは「友達」から先には行けない。










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