ようこそ!秘密の第5校舎へ!


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そして放課後。

ここからが執事科の始まる時間である。秘密の学科なので、放課後しか主に活動ができないのだ。

「さ、今日は何する?」

「それを決めんのがお前だろ。」

「ん?ピヨ、今の私はなんだっけ?」

「すいませんっした。お嬢様。」

それは、いつもの光景である。
一縷はタメ語を使うことが多い。執事としてのときでも、だ。

「ピヨちゃん、また怒られたの?」

「…まぁな。」

怒られた一縷に対し、睦月が聞いた。睦月は何故かボウルを持っている。



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