ようこそ!秘密の第5校舎へ!
「とりあえず、今日は休め。
……え?今持ってるかって?一応、カバンに入ってるけど。」
「誰と話してんだろ。」
「学校を休め、とか言ってますものね。」
一縷の会話を聞いて、二人は顔を見合わせた。
さっきから、話している人物は、この学校の生徒としか思えない。
「………はぁ。昼休みだな。わかったから。じゃっ。死ね。」
ブチッ、という感じで一縷は電話を切った。
ま、ブチッとなのだが。
そして、最後に暴言をしっかりはいた。