ようこそ!秘密の第5校舎へ!
「ピヨー。ね、誰に電話してたの?」
「友達。」
「アバウトすぎます。」
その台詞を言った楓花はどこか、黒いオーラが感じられた。思わず、冷や汗が出そうになる。
「…とりあえず、言えねーんだよ。」
「ま、ピヨちゃんの友人関係は僕もあんまり知らないしね。」
「∑わっ。睦月、いつの間にいたのよっ。」
「さっきからいたよ。」
ぬっ、と睦月が現れて言った。
楓花はあまり反応をしなかったのだが、姫乃と一縷はビクッとなっていた。