僕等の日々
「センコー達、マジ何考えてんだよ」
「…多分、面倒なんじゃないか?」


俺は立ち上がって、冷蔵庫からペットボトルのミルクティー(●後の●茶)を取り出しす。それから、コップを二つ持って、一つを雫の前へ置いて入れてやる。


「面倒って、何?」
「わかんないけど、俺らみたいな不良クラスに面倒な行事押し付けとけば、不良を隔世させてるっぽくしてパシれるだろ。勿論、反撃出来ない事も向こうは分かってる」


溜息混じりに頬杖をついて、目線をテレビへ向けた。
画面には、俺らが録画する番組のCMが流れていた。
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