僕等の日々
「ね、ねッ★モデルってどんな感じなの?ファンレターとかあんの?!今ある!?ねぇ見せて!見せて見せて!」
「「……」」
戸張は跳びはねて、まるでお菓子をせがむ腹の立つ駄々っ子みたいに騒ぎ出した。
……うぜぇな。
女に対してこんなイラついたのは初めてだぞ。
ガラッ。
「あの…
涼河くんと神崎くん、いますか?」
「!!」
静かなイラつきがピークに達する直前、ドアを開けて入ってきたのは、
「副会長ーッ☆」
「また会ったね、涼河くん(^^)」
副会長、日向野遼子だった。
雫が顔面障害をおこしたぞ、誰か助けてやれ。
「あ、で、副会長どうしたの?」
雫の問いに日向野は答えた。
「生徒会新メンバーの進行、朝会と連携してやるらしいの。だから…」
日向野は手を延ばし、雫の髪の寝癖、乱れた制服をあっという間に整えた。
雫の顔が更に緩む。
……笑える。
「うん!きっちり着てるのも全然似合うわ。着崩してるのもいいけど…」
「えっ?」
雫が日向野の言葉の最後を聞き逃したらしい。
軽くショックを受けているのが見て取れた。
「あ…ううんっ!何でもない。じゃ、進行ヨロシク(^^)」
「はいッ☆副会長☆」
日向野は、そのまま笑顔で手を振りながらG組を後にした。
「可愛いッ!!!☆」
「……」
……だんだんこいつが心配になってきた。
「「……」」
戸張は跳びはねて、まるでお菓子をせがむ腹の立つ駄々っ子みたいに騒ぎ出した。
……うぜぇな。
女に対してこんなイラついたのは初めてだぞ。
ガラッ。
「あの…
涼河くんと神崎くん、いますか?」
「!!」
静かなイラつきがピークに達する直前、ドアを開けて入ってきたのは、
「副会長ーッ☆」
「また会ったね、涼河くん(^^)」
副会長、日向野遼子だった。
雫が顔面障害をおこしたぞ、誰か助けてやれ。
「あ、で、副会長どうしたの?」
雫の問いに日向野は答えた。
「生徒会新メンバーの進行、朝会と連携してやるらしいの。だから…」
日向野は手を延ばし、雫の髪の寝癖、乱れた制服をあっという間に整えた。
雫の顔が更に緩む。
……笑える。
「うん!きっちり着てるのも全然似合うわ。着崩してるのもいいけど…」
「えっ?」
雫が日向野の言葉の最後を聞き逃したらしい。
軽くショックを受けているのが見て取れた。
「あ…ううんっ!何でもない。じゃ、進行ヨロシク(^^)」
「はいッ☆副会長☆」
日向野は、そのまま笑顔で手を振りながらG組を後にした。
「可愛いッ!!!☆」
「……」
……だんだんこいつが心配になってきた。