大好きの一言。
☆来実side☆
「来実!!学校いこーぜ!!」

朝の目覚ましと同時に誰かの声がした。その誰かってゆーのは…。
「ひ、廣瀬?!」

びっくりした!
だってあたしの家の前にいたのは廣瀬だったから!

「おはよ。」

廣瀬がニコッと笑った。
ドキっ!!
って、ドキっ!!てするなよあたし…。

やっぱ廣瀬ってかっこいいんだな…。

「ってか、なんで廣瀬があたしの家しってんの??」
「だって、俺の家、隣だし。」

とっ隣??!!

「うん。…てゆーか早くしないと遅刻かも。」

あたしは時計を見てみた。
8時5分…。
………。
完全に遅刻じゃん!!!!
「行ってきます!!」

口にパンをくわえたまま玄関を出た。

「後ろ乗りますか??」

廣瀬がイタズラっぽく笑う。 

ムカつく…。

「いーです。一人で行くから!!」

「いいんだ。乗らなきゃ遅刻だけど…。」

えぇ?!

しゃーない…。  

「乗る!!」

「乗る??乗らせて下さいじゃね??」

はい…??

「……。乗らせて下さい。」

「後ろのれ!!」

……。
コイツ、かなりのSだ…。

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