POP☆BEAT
それから、幾つものチームが出たけど
いまいち印象に残るレベルでは無かった。



あたしの心を動かすfateは、それほど
凄いものだった。


「じゃ、ママ! 行って来るね」
「ちゃんと帰ってくるのよ」
「分かってる!」



急いで、席を離れて約束した場所へ走る。

人にぶつかることも、どうでもいいくらい。


「……ごめんっ」


数分後、頭にタオルを巻いた篠原歩夢が
汗だくでやってきた。



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