POP☆BEAT
……って、あたし変態か。



会って間もない男に、慣れ慣れしくしている
自分が、酷く滑稽に思えた。



いつもなら、こんなにあたしが人と話す
ことなんてない。



人見知りで、その上年上が苦手。



そんなあたしなのに、こんなに打ち解ける
ことが出来たのは、多分歩夢の人柄のお陰
だと思った。


絶対、そんな事口には出さないけど。


「……そういえば。明日空いてる?」
「明日……」
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