POP☆BEAT
「昼飯どーする? ファミレスでいいか?」
「あ、うん。どこでもいいよ」
信号待ちで止まるバイク。
頭の上から聞こえる低い声が、あたしの
心臓を大きく、高鳴る。
何だか恥ずかしさが襲ってきて、歩夢の
背中に顔を埋めた。
すると、鼻を歩夢の香りが擽る。
柑橘系の少しだけ甘い香り。
あたしは、何だかこの匂いに懐かしさを
覚えながら、眠ってしまった。
「あ、うん。どこでもいいよ」
信号待ちで止まるバイク。
頭の上から聞こえる低い声が、あたしの
心臓を大きく、高鳴る。
何だか恥ずかしさが襲ってきて、歩夢の
背中に顔を埋めた。
すると、鼻を歩夢の香りが擽る。
柑橘系の少しだけ甘い香り。
あたしは、何だかこの匂いに懐かしさを
覚えながら、眠ってしまった。