POP☆BEAT
「随分ハイテンションなダチだなあ!」
涙目で、未だにヒーヒー言うナミ先輩が
褒めてるのか、貶してるのかよく分かんない
言葉を掛けてきた。
「耳痛いよ……。これ、全部ナミ先輩の所為
だし」
「はあ? 流れ的に兄貴だろ!」
「おい、優梨に迷惑掛けんなよー」
「はあ?! お前だろっ!?」
漫才のような兄弟喧嘩。
抜け出したくない、暖かい空間。
あたしは、二人の喧嘩の声に何故か
穏やかな感情を抱いて瞳を閉じて、
深い眠りに落ちた。
涙目で、未だにヒーヒー言うナミ先輩が
褒めてるのか、貶してるのかよく分かんない
言葉を掛けてきた。
「耳痛いよ……。これ、全部ナミ先輩の所為
だし」
「はあ? 流れ的に兄貴だろ!」
「おい、優梨に迷惑掛けんなよー」
「はあ?! お前だろっ!?」
漫才のような兄弟喧嘩。
抜け出したくない、暖かい空間。
あたしは、二人の喧嘩の声に何故か
穏やかな感情を抱いて瞳を閉じて、
深い眠りに落ちた。