POP☆BEAT
まぁ……。



高校生の俺も顔を赤くしてるくらい
だし……。



当然のように顔は真っ赤に染まっていた。



「……歩波。毛布、ねぇの?」

「もっ、毛布…っ? そ、そこら辺にあるん
じゃね?」


優梨に背を向けて、髪をぐしゃぐしゃ
に崩しながら、弟君の歩波に問う。


しかし、歩波もまだまだ中2。


いくら悪ぶろうが、何しようが‘そういう
経験’は無に等しい。

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