プラチナの誘惑
「彩香の寂しかった気持ちに気づいてやれなくて悪かった…。
優美とはお互いに何ともないから…。
優美だって、玉の輿にのりたいって言いながら選んだ男とは本気で愛し合ってて、その事が結婚決めた理由だってさ。
たまたまホテルの次期オーナーっていう玉の輿のオプションはついてたけどな」
くすくす笑う声が、昴の胸から直接響いてくる。
首筋をさまよう昴の唇も心地好い。
「誰よりも彩香を愛してる。
多分、彩香が感じてるよりも強く愛してる。
ずっと彩香を俺のものにしたくてたまらなかったんだ…。
逆に、彩香の心に他の男がいたって俺なら絶対に手放さない。
死ぬまで彩香は俺のもんだ。それが苦しみでも絶対に手放さない」
昴…。
重く切ない声は、今まで聞いたどんな言葉よりも私の中に染み入ってくる。
力の入った腕を感じると、本気で言ってくれた言葉だと…。
「不安も遠慮も捨てろ。
俺はずっと彩香だけのもんだから。
二人で…柚さんと野崎さんみたいな絶対に離れられない…夫婦になろう」
「え…夫婦?」
思わず見上げた私の唇に優しくキスをした昴は
「拒否権はないから…」
口ぶりには私が断らないだろうっていう自信を漂わせながら…。
それでも揺れる瞳の奥には不安が見えかくれしていて…胸がいっぱいになる。
「…じゃあ…一生私だけを愛して…。
私も昴の側から離れないから…。
離れてあげない」
そっと昴の頬に手を這わせて、額と額を合わせると、照れてる昴の視線とぶつかる。
私から始めるキスに驚いたに違いないだろうけれど、いつの間にかベッドに押さえつけられて。
昴の激しい息づかいと胸元を荒々しくさまよう指の熱さに侵されて。
その後何度も何度も抱かれた。
身体を貫く刺激は…これから私一人が一生味わう昴からの愛。
もう…大きくなる声を我慢できない。
乱れる私を更に煽る昴の全て…
「もっと欲しいの…」
シーツをぎゅっと掴みながら、ねだる私を。
更に昴の熱が深く深く貫いた…。
「あっ…」
そして…幸せに浸りながら…二人で真っ白になった。
優美とはお互いに何ともないから…。
優美だって、玉の輿にのりたいって言いながら選んだ男とは本気で愛し合ってて、その事が結婚決めた理由だってさ。
たまたまホテルの次期オーナーっていう玉の輿のオプションはついてたけどな」
くすくす笑う声が、昴の胸から直接響いてくる。
首筋をさまよう昴の唇も心地好い。
「誰よりも彩香を愛してる。
多分、彩香が感じてるよりも強く愛してる。
ずっと彩香を俺のものにしたくてたまらなかったんだ…。
逆に、彩香の心に他の男がいたって俺なら絶対に手放さない。
死ぬまで彩香は俺のもんだ。それが苦しみでも絶対に手放さない」
昴…。
重く切ない声は、今まで聞いたどんな言葉よりも私の中に染み入ってくる。
力の入った腕を感じると、本気で言ってくれた言葉だと…。
「不安も遠慮も捨てろ。
俺はずっと彩香だけのもんだから。
二人で…柚さんと野崎さんみたいな絶対に離れられない…夫婦になろう」
「え…夫婦?」
思わず見上げた私の唇に優しくキスをした昴は
「拒否権はないから…」
口ぶりには私が断らないだろうっていう自信を漂わせながら…。
それでも揺れる瞳の奥には不安が見えかくれしていて…胸がいっぱいになる。
「…じゃあ…一生私だけを愛して…。
私も昴の側から離れないから…。
離れてあげない」
そっと昴の頬に手を這わせて、額と額を合わせると、照れてる昴の視線とぶつかる。
私から始めるキスに驚いたに違いないだろうけれど、いつの間にかベッドに押さえつけられて。
昴の激しい息づかいと胸元を荒々しくさまよう指の熱さに侵されて。
その後何度も何度も抱かれた。
身体を貫く刺激は…これから私一人が一生味わう昴からの愛。
もう…大きくなる声を我慢できない。
乱れる私を更に煽る昴の全て…
「もっと欲しいの…」
シーツをぎゅっと掴みながら、ねだる私を。
更に昴の熱が深く深く貫いた…。
「あっ…」
そして…幸せに浸りながら…二人で真っ白になった。