涼×蘭
「ほわー……」

「どした?」

「カッコいい……」

さすが涼と鷹さんが選ぶお店。
あまりに店が似合いすぎる涼と鷹さん、それに商品……どれも惚れ惚れするほどカッコいい……。

ただ。

「高い……」

ピアスがなんと三千円……。

値段にも惚れ惚れしてしまう。

「安いほうだよ」

「そ……そう?」

くそ……ピアスなんて五百円前後かと思ってたぜ……油断した……。

「バイトしようかな……」

「バイト?」

「うん。バイト」

「なんでいきなり……?」

「お金無いんだもん……」

「ペットショップで売られる方ですか?」

「違いますっ! 売る方です!」

「えっ?! あなた、人間のお店で働けるんですか?!」

鷹は、動物の神秘ですねぇ……なんて呟いている

「働けますぅっ!」

「あぁ、でもたしかに一応最低な日本語は話せてますもんね」

「んに"っ!?」

最低限じゃないんですかw

「じゃ、俺もしようかなー」

「えぇ!?」
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