涼×蘭
ちなみにどうして蘭なんかが涼の家に来ているのか、というと、涼の叔父さんに挨拶を……ということで蘭が涼の家に来ている。

恋人が変わったならば正直に申告を。というのが涼流。

でも蘭にとって一つ問題が……。

「……なんか涼の着物の着方この前よりエロくないですか……?」

この前はこんなにはだけてなかったような……。

「チッ……黙れって言っただでしょう」

「ご……ごめんなさい……」

ど、どうしても気になってしまって……。

「何時も通り、あまり変わりません」

「そ……そうですか……」

しかし、そんな鷹もいつもとは違う。
上物のキートン(KITON)の3つ揃えのスーツに身を固め、ボタンからネクタイにいたるまできっちりとしめている。

いつもならネクタイなんかしないし、ボタンも開けっ放しだ。
< 169 / 766 >

この作品をシェア

pagetop