涼×蘭
「へ?」

「へ? じゃねぇよ!! ほら、宿題」

なんて言いながらなんかプリントを手渡してくる涼。あ、プリン食べたい……。

「何コレ?」

「何って宿題」

「えっと……?」

会話が噛み合ってないんですけど……何なのかさっぱり分かんないんですけど……。

「ったく……凡人は理解力が乏しいな」

「えっ、いやだって……なんで宿題? なんの宿題?」

「何って生徒会の宿題」

「いやいや、だってまだ入れるか分かんないじゃん……?」

「凡人が来るのおせぇから先に見てきたんだよ」

はいっ?

「結果は……?」

「見てのとおり」

涼と玲と俺の手には同じ生徒会のプリントが……。あれ? でも何故だろう、涼たちのプリントのほうが量が多い気が……。

「え!? じゃぁ俺生徒会入れるの? 本当に!?」

とか言って嬉しすぎて飛び跳ねてたら推定2m30cmほどの高さにある非常口案内のランプ(ほらあの緑色の……)が頭に。

ガッツーン!!!!

薄れゆく景色の中俺が見たのは一面の……あ……お花畑……。
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