涼×蘭
「いねぇなぁ……」

涼は身長が大きいから見つけやすいと思ったのに……。

「ふぎーっ!?」

いってぇ……超いてぇ……机に頭ぶつけた……。

え? 何でぶつけるかって?

だって机の下探してるんだもん。

こーゆー時に俺の小さい身長が役にたつ。

そして蘭は涼の身長がでかいことを忘れている。

「りょーうー……?」

どーこだぁー?

「……ん?」

蘭の耳がぴくりと動いた。

「こっちだぁー!」
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