涼×蘭
付いてこうとしたら耀先輩に、

「おまえらはダメさ。水ノ宮はともかく、剣ヶ峰は凄く邪魔だし。
お留守番してな?
付いてきたらどうなるか……分かってるよな?」

って絶対零度の笑顔で言われた。悲しいもんだ……。

「しょうがない……宿題でもやるか」

え? 宿題……?

「宿題なんて出てたっけ?」

「凡人……」

「んだよっ!」

「寝てたな……?」

「え? ね……寝てないよ?」

本当はお昼ご飯の後のあの満腹感と眠気に襲われて寝ました。ごめんなさい。

「じゃぁ宿題のページ数言ってみろ」

「え……に……ニページ!」

「凡人のドアホッ!……二十ページは軽く出てるぞ?!
まぁ授業中にできた奴はもっと少ないが……」

ん? てことは

「ヤバい! 終わらない!! そんなページ、絶対できない!」

「徹夜すれば良いんじゃないか?」

むりっ むりっ!
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