涼×蘭
「童顔……って蘭にぴったりの言葉じゃん」

「うっさい! 水も童顔じゃん!」

「蘭より身長高いし」

「一センチしか変わんないじゃん!」

「一センチも違うじゃん!」

「一センチしかー!」

「もうどっちでもいいや……」

あまり粘らない水。

「水は痴漢あわないの?」

「あった……ない」

「どっち……?」

「ある。蘭、隣にいたじゃん!」

「へ? そうだっけ?」

「いた!」

「いつ?」

「つい最近にもあったし前にもあったじゃん……」

「あっへー?」

「あっへー? じゃないよ! 馬鹿! アホ! マヌケ!」

「みゃっ!?」

「良い?! これから僕が話してやる! よーく聞きなよ!」

水なのにこえー……。
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