涼×蘭
「りょ……う……?」

また抱き締められた。

そして涼からは気持ち良さそうな寝息が……。ん……?

「うわーっ寝ないで! 鷹さんに怒られるー!!」

「ん……?」

「あ、良かった……起きた?」

「おきてない……」

「涼ーー!」

そんな寝てるやつは律儀に答えないよ!!

「……何?」

「ご飯だ……よー……」

怖いぃ……。

「いらない」

「ぬぁっ!?」

俺は食べたい!

「無理矢理連れてってやるぅぅ……うわ!?」

いきなり涼の手が離された。

「……1人で行ってこい」

マジすかw
勘弁してよー。

「たーべーるーのー!」

とりあえず連れてかなきゃ!
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