涼×蘭
「人聞きの悪い事を言わないで下さい。最初は踏み付けるだけで優しく起こしてるじゃないですか。蹴飛ばすのは一輝が起きないからですし、それに涼は一応俺のご主人様ですから」

彼の優しさは踏み付けることです。

「ご主人様って鷹が言うの……似合わない」

涼がボソッと言った。

「俺も思った……」

「俺も……」

玲は何も言わない。

「……黙れ」

すみません。

なるほど玲は鷹のこれを察知してたのか。

「ていうか……何でお前等俺の部屋にいんの?」

涼が発見したのは……。

「だって鷹さんに呼ばれたんだもん」

「なぁ?」

「ねぇ?」

玲と原だった。

「……うーん?」

涼はいまいち理解できていない。

「とりあえず鷹が呼んだの?」

「そうです」

「ふーん……」

「あー!!!!!」

「ぅお!?」

「いきなりなんですか」


「……んとに剣ヶ峰って変だよなぁ」

蘭がいきなり大声をあげたのだ。
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