涼×蘭
「鷹ー英語教えてー」
机に向かい、教科書、ノートを広げる涼が、特にする事もないが、部屋に居るのも暇なので涼の部屋でなんとなく過ごしていた鷹に言った。城華ではすこぶる成績の良い涼だが、英語だけは一輝はおろか、玲さえも抜けないのだ。
「英語ですか? 俺が理数出身なのを知ってておっしゃっているのですか?」
「いや……うん。知ってて言ってます……」
すると鷹ははぁ……と溜め息を吐き、涼の隣に座ってから言った。
「……もし俺が間違ったこと教えても責任とりませんから」
つまりは間違いに気付かなかった涼が悪い、と。
机に向かい、教科書、ノートを広げる涼が、特にする事もないが、部屋に居るのも暇なので涼の部屋でなんとなく過ごしていた鷹に言った。城華ではすこぶる成績の良い涼だが、英語だけは一輝はおろか、玲さえも抜けないのだ。
「英語ですか? 俺が理数出身なのを知ってておっしゃっているのですか?」
「いや……うん。知ってて言ってます……」
すると鷹ははぁ……と溜め息を吐き、涼の隣に座ってから言った。
「……もし俺が間違ったこと教えても責任とりませんから」
つまりは間違いに気付かなかった涼が悪い、と。