涼×蘭
「じゃ、明日ね……!」

蘭が詮索したのは何かに気付いたからかもしれない……野性の勘……?

「……待って!」

なんだか分からないけど蘭の腕を掴む。

「に"?」

「えと……」

「?」

「そのー……」

涼は何か気恥ずかしいらしく頭を掻いている。

「どしたの……?」

何がなんだか分からない。

「キス……して良いっすかね……?」

思わず敬語。

さすがの涼でも積極的にはいけないらしい。

「……うん」
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