涼×蘭
いたってシンプルなドレスと布とかを持って部屋に入ってきた。玲の部屋でドレスを作る気満々だ。

「地味? それともゴテゴテしすぎ?」

むしろシンプルすぎじゃね……?

「何で俺に聞くんだ……」

「だってー男の子の意見も聞きたいじゃん?」

「はぁ……それ貸して」

「はいはーい!」

アシスタントさんは笑顔で玲にドレスを渡す。あんたの仕事じゃないのかw

「玲、できんの……?」

ドレスだよ?

「凡人よりな」

「に"……」

「細かい裁縫できんの?」

「玲君って手先器用なのよ?!」

あ、そうなんすか……。
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