涼×蘭
「っうわっ!?」

「はい、明日の朝飯抜き」

気付いたらダンッ! という音と共に涼が受け身をとっていた。涼が負けたのか。

「お疲れ様」

そう言いながら涼と鷹さんにタオルを渡す。二人とも汗だくだ。

「あ、先輩ありがとうございます」

「ありがとうございます」

「どういたしまして」

「つーか、鷹! また強くなっただろ!!」

涼は一体どこにキレているんだ……。

「お誉めに与り光栄にございます」

いかにも皮肉っぽく言ってのけた。

「誉めてねぇよ……なんかムカつく。いつもならもっと時間かかるじゃねぇか」

「そうでしたか?」

涼に自分が弱くなったのでは……? という考えは無いのだろうか。

「そうだよ!」

「ったく……もう一回やりましょうか?」

「もちろん!!」

はい。
今、涼までもが蘭とキャラ被ってると思った人手あげてー。
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