涼×蘭
また始まった。明らか鷹さん手抜いてんじゃん……気付けよ、馬鹿涼。
「あの、先輩って誕生日いつなんですか……?」
「知って何になる?」
誕生日なんか知ってどうするんだ。
「いや、知りたいなぁ……って」
少し俯き加減で顔を少し赤くさせて聞いてくる。可哀相に……誰かに聞いてこいと言われたのか?
「10月」
「え?」
「10月6日が誕生日……だ」
「10月6日……まだまだ先ですね」
「……あぁ」
2学期が始まって1ヶ月ちょいが経ったら俺の誕生日。どうせなら休みが良かった。
「水ノ宮……は?」
「はい?」
「……誕生日」
いつなんだ?
この際だから聞いておいてやる。
「6月ですよ。6月23日」
「……」
もう終わってるじゃん……。
「あの、先輩って誕生日いつなんですか……?」
「知って何になる?」
誕生日なんか知ってどうするんだ。
「いや、知りたいなぁ……って」
少し俯き加減で顔を少し赤くさせて聞いてくる。可哀相に……誰かに聞いてこいと言われたのか?
「10月」
「え?」
「10月6日が誕生日……だ」
「10月6日……まだまだ先ですね」
「……あぁ」
2学期が始まって1ヶ月ちょいが経ったら俺の誕生日。どうせなら休みが良かった。
「水ノ宮……は?」
「はい?」
「……誕生日」
いつなんだ?
この際だから聞いておいてやる。
「6月ですよ。6月23日」
「……」
もう終わってるじゃん……。