涼×蘭
「可愛いですね……」
「……」
当然大翔から返事が帰ってくるわけもなく……大翔はユウと遊んでいるだけ。
その手をずーっと見ていると、何かで切ったような後がついていることに気付く。
「先輩……?」
「何だ」
「あの、手は……どうしたんですか?」
「いや……」
そう言いながら、傷を隠すように袖を引っ張った。
そんなことをぼんやり見てたら先輩と目があった。やっぱ先輩って格好良いな……。
爽やかな短髪黒髪に、切れ長な黒目。俺も黒髪に戻そうか……?
「リスカじゃないから…」
あ、傷のことか……。
「……はい」
「……」
当然大翔から返事が帰ってくるわけもなく……大翔はユウと遊んでいるだけ。
その手をずーっと見ていると、何かで切ったような後がついていることに気付く。
「先輩……?」
「何だ」
「あの、手は……どうしたんですか?」
「いや……」
そう言いながら、傷を隠すように袖を引っ張った。
そんなことをぼんやり見てたら先輩と目があった。やっぱ先輩って格好良いな……。
爽やかな短髪黒髪に、切れ長な黒目。俺も黒髪に戻そうか……?
「リスカじゃないから…」
あ、傷のことか……。
「……はい」