涼×蘭
二人だけの秘密ですよ?
「ここは……?」
先ほどの涼の部屋の半分程度の部屋へと連れてこられた。大体八畳くらいだろうか?
「俺の部屋です」
「……」
人の部屋を見回すのはあまり良くないが……鷹さんの部屋はすごく片付いている。
というよりも物がない。
クローゼットが一つに教科書や辞書、パソコンが置いてある机、それに座椅子。
これだけだ。
「たしかここに……」
そう言いながら、クローゼットを開け何かを探し始める。
これがまた……クローゼットにも物が無い。
スーツを着ている時間の方が多いのだろうか? でもクローゼットの中に見慣れた物が一つ。
「制服……?」
黒のブレザーに白のバイピング、襟元には校章のバッジにそれに繋がる細いチェーン……。その隣には裾から二センチほど上に白のラインが入った黒のスラックス。城華の制服だ。
「制服……? あぁ、これですか?」
そう言って制服を指差す。
「涼の……?」
先ほどの涼の部屋の半分程度の部屋へと連れてこられた。大体八畳くらいだろうか?
「俺の部屋です」
「……」
人の部屋を見回すのはあまり良くないが……鷹さんの部屋はすごく片付いている。
というよりも物がない。
クローゼットが一つに教科書や辞書、パソコンが置いてある机、それに座椅子。
これだけだ。
「たしかここに……」
そう言いながら、クローゼットを開け何かを探し始める。
これがまた……クローゼットにも物が無い。
スーツを着ている時間の方が多いのだろうか? でもクローゼットの中に見慣れた物が一つ。
「制服……?」
黒のブレザーに白のバイピング、襟元には校章のバッジにそれに繋がる細いチェーン……。その隣には裾から二センチほど上に白のラインが入った黒のスラックス。城華の制服だ。
「制服……? あぁ、これですか?」
そう言って制服を指差す。
「涼の……?」