涼×蘭
「全く……ユウは大翔と俺の言う事しか聞かないようですね」

ユウをすぐに捕まえたものの、精神的に疲れたのか、呆れ顔の鷹がいる。

「み、みたいですね……」

今じゃ暴れ回っていたユウは大翔の腕の中で寝ている。先ほどまでのユウはどこへいったのやら……。

「……」

「ユウって先輩のこと大好きだよなー……」

「なんで?」

「さぁ?」

「でもユウは凡人のことも大好きみたいだけどなー」

「絶対、ユウに仲間だと思われてるからなぁー」

同じ黒猫として仲良しに……。

「に゙!? 俺、人間だもんっ!!」

だって人間に見えないんだもんっ!
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