涼×蘭
ユウを抱いたままでは部屋を片付けられないのでユウを床の間(掛軸とか掛けてあるとこ)に置く。
「む……」
しかしすぐに起き上がって俺のところに飛び付いてくる。
お前……寝てたんじゃないのか?
そもそも飼い主ではない俺にここまで懐かれても……まぁ、嫌ではないが。
「大翔? どうしました?」
床の間の前でいつまでもユウと格闘している俺を鷹さんがひょっこりと覗いてきた。
「……ユウが」
「ユウ……? あぁ」
鷹さんはユウをちらっと一瞥した後、仕方ないですねぇ……と言いながら。
「ユウは外に出してください」
「外に……?」
「はい。片付けが終わるまで外に出してください。嗚呼、ユウもそんな顔しても駄目ですよ? 散らかしたユウが悪いんです。それに外に出せば自分から飼い主のもとへ戻るでしょう」
「……」
この人鬼だ……!
「む……」
しかしすぐに起き上がって俺のところに飛び付いてくる。
お前……寝てたんじゃないのか?
そもそも飼い主ではない俺にここまで懐かれても……まぁ、嫌ではないが。
「大翔? どうしました?」
床の間の前でいつまでもユウと格闘している俺を鷹さんがひょっこりと覗いてきた。
「……ユウが」
「ユウ……? あぁ」
鷹さんはユウをちらっと一瞥した後、仕方ないですねぇ……と言いながら。
「ユウは外に出してください」
「外に……?」
「はい。片付けが終わるまで外に出してください。嗚呼、ユウもそんな顔しても駄目ですよ? 散らかしたユウが悪いんです。それに外に出せば自分から飼い主のもとへ戻るでしょう」
「……」
この人鬼だ……!