涼×蘭
ふかふかのふわふわで枕などいらないベッドの上で寝っころがり、何気なく会話する。

遠く離れて寝ようとしていた前よりは近くで寝るようになった。涼まであと数十センチ。

「明日さぁ……部活あったっけ?」

「……ない」

「本当に?」

「おう」

「じゃぁ、ゆっくり寝れるね」

「ん」

「おやすみ……」

涼のこの返事の短さは眠さを語っているのだろう……。

「待って」

「ん?」

近付く吐息、それから、唇に柔らかい感触、あ、前にも経験したことあ……る?!

「……のゎあっ!?」

「おやすみ」

悪戯っぽく微笑んで言った涼は何時も通り綺麗なもので……そんなあなたが大好きです。
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