涼×蘭

苺ミルク飴のミルクチョコレイト風味

「ね、ご飯だってー!!」

憂月へと向かう廊下で、ずーっと騒ぎっぱなしの蘭と、

「うん」

ものすごーくテンションの下がった涼。

「お腹減ったぁー! 涼は?」

「……あんまり」

鷹以外が作った料理を食べなければならないなんてなんたる拷問……。

「涼、食べれると良いねぇ」

「あぁ……」

物凄く……、物凄く食べたくない……!

鷹以外の料理なんて絶対吐く!!

「りょーうー? りょー? 魂抜けてるよー……」

「ははっ……」

このまま全ての魂が抜ければ良いのに……な……。
< 648 / 766 >

この作品をシェア

pagetop