涼×蘭
「先輩っ! ペンギンです!!」
「……見れば分かる」
ペンギンの水槽の前ではしゃいでいるのは玲。そしてペンギンを微動だせずにずーっと眺めているのは大翔。
2人は、餌やりの始まる10分前に着いてしまったのだ。
「先輩ってペンギン、好きなんですか?」
「……あぁ」
「どんなところが……」
「……可愛い。ふわふわしてるし……」
ペンギンをじーっと見つめ、こちらには一瞥もしない先輩。本当に好きなんだ……。
「……先輩って可愛いもの好きですよね?」
「……悪いか」
「いえ、悪くないです」
むしろそんな先輩が可愛いです。
「……見れば分かる」
ペンギンの水槽の前ではしゃいでいるのは玲。そしてペンギンを微動だせずにずーっと眺めているのは大翔。
2人は、餌やりの始まる10分前に着いてしまったのだ。
「先輩ってペンギン、好きなんですか?」
「……あぁ」
「どんなところが……」
「……可愛い。ふわふわしてるし……」
ペンギンをじーっと見つめ、こちらには一瞥もしない先輩。本当に好きなんだ……。
「……先輩って可愛いもの好きですよね?」
「……悪いか」
「いえ、悪くないです」
むしろそんな先輩が可愛いです。