涼×蘭
「あれ? ここどこだ?」
雛と繋いだその手は離さずに、パンフレットを確認する。しかし、ここがどこなのかさっぱり分からない。方向音痴な一輝は早速、迷ってしまったのだ。
「うーん……水族館」
「……それは分かってるんだよね」
「えっとね……水槽の前!」
「そうだね。ここは水槽の前だ!」
「魚!」
「綺麗だねぇ……」
「涼しいねぇ……」
「アシカ探しに行こうかぁ」
「うん!」
「ショーやってるかなぁー?」
「きっとやってるよー」
雛と繋いだその手は離さずに、パンフレットを確認する。しかし、ここがどこなのかさっぱり分からない。方向音痴な一輝は早速、迷ってしまったのだ。
「うーん……水族館」
「……それは分かってるんだよね」
「えっとね……水槽の前!」
「そうだね。ここは水槽の前だ!」
「魚!」
「綺麗だねぇ……」
「涼しいねぇ……」
「アシカ探しに行こうかぁ」
「うん!」
「ショーやってるかなぁー?」
「きっとやってるよー」