涼×蘭
「蘭ってさ、本当に馬鹿だよね?」

「に゙!? 俺、馬鹿じゃないもんっ!!」

「うん。やっぱ馬鹿だわ」

「な……何でぇ……?」

勝手に納得したした俺を蘭が涙目で見上げる。きっと、俺が納得した理由が蘭にはよく分からなかったのだろう。
俺はそんな蘭の頭をよしよし、と撫でる。

「ふに゙……」

「よしよし、お前は馬鹿で可愛いなぁ」

「に゙ぁぁぁ! 馬鹿じゃないもんっ!!」

「分かった分かった。蘭が馬鹿なのは分かった」

「だから馬鹿じゃないってばぁ……」

ついでにお前が物凄く可愛いくて愛しいっていうことも再確認できた。
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