涼×蘭
「物思いに耽ってるねぇ……?」
「ん? あぁ。ちょっとな……」
とたんに勠の顔が複雑になる。
「むむむ……」
「なぁに? 勠、もしかして、妬いてる?」
誰にだ? 俺の空想の相手か?
「やっ……妬いてないし……」
「ウソつき」
「ふぇっ?」
耀は勠の腕を引っ張り、勠を自分の膝の上に乗せた。
「顔に書いてあるよ?」
勠を自分の膝の上に乗せると少しばかり勠のが高くなる。たまには見上げるのも悪くない。
「嘘っ! 僕なんも書いてないよ」
「……」
そうか……勠は剣ヶ峰と並ぶ天然バカか……。まず、自分の置かれた状況に全く気ずいてない。
「ねぇまだ何か書いてん?!」
無理矢理勠の唇、奪ってやった。
最初は軽く触れるだけの口付け。
最後は深く、甘く、とろけるような……。
「ん? あぁ。ちょっとな……」
とたんに勠の顔が複雑になる。
「むむむ……」
「なぁに? 勠、もしかして、妬いてる?」
誰にだ? 俺の空想の相手か?
「やっ……妬いてないし……」
「ウソつき」
「ふぇっ?」
耀は勠の腕を引っ張り、勠を自分の膝の上に乗せた。
「顔に書いてあるよ?」
勠を自分の膝の上に乗せると少しばかり勠のが高くなる。たまには見上げるのも悪くない。
「嘘っ! 僕なんも書いてないよ」
「……」
そうか……勠は剣ヶ峰と並ぶ天然バカか……。まず、自分の置かれた状況に全く気ずいてない。
「ねぇまだ何か書いてん?!」
無理矢理勠の唇、奪ってやった。
最初は軽く触れるだけの口付け。
最後は深く、甘く、とろけるような……。