涼×蘭
「悠斗、きちんと歩け」
「歩いてる」
「俺に寄り掛かって腕を組んでくるのはきちんと歩いてるって言わないだろ?」
「良いじゃん? ……鷹カッコいいし」
腕を絡めた悠斗はちらり、と鷹を見て最後の方を呟く。
「お前は……俺は格好良くない。そして寄り掛かるのはよくない」
「カッコいいんだけどなぁ」
鷹は悠斗の初等部からの一番の親友であり、初恋の人である。
中学二年生の秋、凄い良い雰囲気になったから勇気を出して告白してキスまでしたのに鷹はOKしなかった。
理由は御主人様の世話があるからとか何とか。そして今日、その御主人様に初めて会う。
「歩いてる」
「俺に寄り掛かって腕を組んでくるのはきちんと歩いてるって言わないだろ?」
「良いじゃん? ……鷹カッコいいし」
腕を絡めた悠斗はちらり、と鷹を見て最後の方を呟く。
「お前は……俺は格好良くない。そして寄り掛かるのはよくない」
「カッコいいんだけどなぁ」
鷹は悠斗の初等部からの一番の親友であり、初恋の人である。
中学二年生の秋、凄い良い雰囲気になったから勇気を出して告白してキスまでしたのに鷹はOKしなかった。
理由は御主人様の世話があるからとか何とか。そして今日、その御主人様に初めて会う。