涼×蘭
「溜まってる……?」
「いや、大丈夫」
「本当?」
「うん」
「俺は溜まってる……」
「え? ちょ、ま……っ」
突如、悠斗の顔が近付き、唇を奪われる。涼以外の、懐かしい、感触。俺の初めてのキスは中二の頃の悠斗。しかし、俺は悠斗とは付き合っていない。
「悠斗、待て」
「……何で?」
「何でもくそもないだろ? 付き合っていないんだし。眠いし」
「中学の頃は許してくれたでしょ?」
と、もう一度キスをせがむ悠斗を片手で押し返す。
「俺はもう真面目になったんだよ」
「……」
「な?」
「駄目」
俺の手を振り払い、悠斗が俺を押し倒そうとする。
「いや、だから、ちょ、待てって!」
「いや、大丈夫」
「本当?」
「うん」
「俺は溜まってる……」
「え? ちょ、ま……っ」
突如、悠斗の顔が近付き、唇を奪われる。涼以外の、懐かしい、感触。俺の初めてのキスは中二の頃の悠斗。しかし、俺は悠斗とは付き合っていない。
「悠斗、待て」
「……何で?」
「何でもくそもないだろ? 付き合っていないんだし。眠いし」
「中学の頃は許してくれたでしょ?」
と、もう一度キスをせがむ悠斗を片手で押し返す。
「俺はもう真面目になったんだよ」
「……」
「な?」
「駄目」
俺の手を振り払い、悠斗が俺を押し倒そうとする。
「いや、だから、ちょ、待てって!」