涼×蘭
鷹は涼の手を取り、自分の指を涼の指に絡ませる。そして涼の着物を肘まで下ろし、涼の手の甲にキスをする。
「見て下さい。これだけでは跡なんて付きません」
「うん。この前も付かなかったから知ってる」
「では、一気に説明しますよ? 一回で覚えなさい」
「う……うん」
「まず、相手の肌を少し噛みます。そして肌を噛んだまま、肌を吸う。それだけです。いつもされてるならそれくらい分かるかと思いますが」
「いや……」
「お手本、見せますよ」
「え?」
言うが早いか、鷹は涼の手の甲を少し噛み、チュッという音をたてて吸い、涼の手の甲に跡を付けた。
「い゙?! おまっ! ここに付けるのかよ!」
「おや、止めなかった涼が悪いんですよ? むしろ鎖骨や胸元にしなかったことを感謝なさい」
「ゔ……」
「見て下さい。これだけでは跡なんて付きません」
「うん。この前も付かなかったから知ってる」
「では、一気に説明しますよ? 一回で覚えなさい」
「う……うん」
「まず、相手の肌を少し噛みます。そして肌を噛んだまま、肌を吸う。それだけです。いつもされてるならそれくらい分かるかと思いますが」
「いや……」
「お手本、見せますよ」
「え?」
言うが早いか、鷹は涼の手の甲を少し噛み、チュッという音をたてて吸い、涼の手の甲に跡を付けた。
「い゙?! おまっ! ここに付けるのかよ!」
「おや、止めなかった涼が悪いんですよ? むしろ鎖骨や胸元にしなかったことを感謝なさい」
「ゔ……」